2018年04月01日

渡辺知明の表現よみ=太宰治「思い出」

太宰治が27歳のときに刊行した処女作『晩年』の代表作である。
私も大好きな作品である。全編の録音はめずらしいだろう。
●第一章
(1)黄昏のころ私は叔母と並んで門口に立つてゐた。
(2)嘘は私もしじゆう吐いてゐた。小學二年か三年の雛祭りのとき……
(3)祖母も私にとつて苦手であつたのだ。村の芝居小屋の舞臺開きに……
(4)私は姉たちには可愛がられた。いちばん上の姉は死に、……
●第二章
(5)いい成績ではなかつたが、私はその春、中學校へ受驗して合格をした。
(6)學校の勉強はいよいよ面白くなかつた。白地圖に山脈や港灣や河川を……
(7)私が三年生になつて、春のあるあさ、登校の道すがらに……
●第三章
(8)四年生になつてから、私の部屋へは毎日のやうにふたりの生徒が遊びに來た。
(9)また二三日たつて、ある朝のこと、私は、前夜ふかした煙草が……
(10)その夜、二階の一間に寢てから、私は非常に淋しいことを考へた。


posted by tomoaki at 08:58| Comment(0) | 晩年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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